barにおむすび、お次は盆栽!?
エイトビーラボって一体なんだ
エイトビー株式会社
近藤裕次郎
窯元ロングアイランド
長島健一様
【 登壇者 】
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窯元ロングアイランド長島健一様
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エイトビー株式会社近藤裕次郎
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エイトビー株式会社釘宮響
新メンバーも積極参加!
「思い」を「カタチ」に。
− 簡単に自己紹介をお願いします。
近藤(裕) Webディレクターをしている近藤です。エイトビーには2015年7月に中途採用で入社し、「Webサイト制作のディレクション」「プロジェクトマネジメント」を担当しています。
釘宮 私も中途採用で、前職同様にWebデザイナーとして2023年9月に入社しました(インタビュー時点で)。まだ3ヶ月程度しか経っていない新入社員なので、メインの業務でもまだまだ勉強中です。
−「エイトビーラボ」とは?
近藤(裕) 「エイトビーラボ」は新たな事業領域に取り組むプロジェクトです。エイトビーの主たる業務である受託開発以外のサービスに関わることで、知見を広げ、視点・視野・視座を高める目的があります。また、マンネリ化しがちな業務に変化をもたらすことで、モチベーション向上や社内コミュニケーションの活性化も担っています。これまでbarのプロデュース、おむすび店のオープンなど、Webサイト制作とは異なる幅広い領域でチャレンジを続けてきました。
− 釘宮さんのような新入社員でも、自主プロジェクトのメンバーに選ばれる。
近藤(裕) エイトビーの自主プロジェクトは基本的に“全員参加”でやっていて、社歴は一切関係なく運営しています。私たちが所属する「新規プロジェクト」のほか、「自社オウンドメディア」「アパレル事業」の3グループに分かれて活動していますが、各メンバーの年齢・職種はすべてバラバラですね。
釘宮 私も入社してすぐに「自主プロジェクトにジョインして」と説明を受けて驚きました。前職ではそういった活動はなかったもので…。ビックリはしましたけど、それくらいエイトビーにとって自主プロジェクトは“本気”なんだなと思いました。メイン業務と並ぶほど、会社として重要視しているのだなと。
やるなら全力で。
盆栽鉢を楽しもう。
− 目下進行中の「盆栽鉢」のプロジェクトとは?
近藤(裕) 詳細はまだ言えませんが美濃焼の職人さんと連携し、オリジナルの鉢をECサイト上で販売することを計画しています。
私はプロジェクトマネジメントをメインに、外部の協力者としてお願いしている窯元ロングアイランド・長島さんとのやり取りをしています。先日も、第一号となる盆栽鉢のデザイン案を長島さんと共有したばかりです。
釘宮 そのデザイン案を作成したのが私です。最初は「なんで盆栽鉢!?」と思いましたが、近藤さんのオーダーシートを理解する内に「こうしたら盆栽が映えるかな」「真新しさを感じながらも、愛好家から見て違和感を覚えないかな」と気付けば熱中し、思いっきりエンジョイしながら盆栽鉢をデザインしていました。
近藤(裕) 釘宮さんみたいにすでに持っている強みを活かすのもありだし、まったく違う領域にチャレンジするのもありなんだ。デザイナーが先頭に立ってディレクションしても良いし、エンジニアがデザインにこだわっても良い。
アイディア次第では、自分の趣味だって“会社ごと”にしてより大きなスケールで楽しむこともできるはず。ちなみに私は「塊根植物」が趣味なのですが、盆栽鉢が軌道にのったら「次は“塊根植物鉢”もつくれたら良いなぁ〜」と妄想しています(笑)。
− 全員にチャンスがあるということは、新入社員のアイディアが採用されることもあるんですね!
釘宮 そのようですよ!私は食べることが好きなので、飲食店のプロデュースに関わることができるとうれしいです!!
近藤(裕) いつか実現できると良いですね!ひとりのアイディアが、全員の「思い」を「カタチ」に変える自主プロジェクト。エイトビーではそんな“最高の体験”を心から楽しめる仲間を求めています!
美濃焼×八(エイトビー)。
可能性は無限大。
−「盆栽鉢」プロジェクトの協力社である長島さん。長島さんは普段どのような活動をされているのでしょうか?
長島様 私は2018年に「窯元ロングアイランド」を立ち上げ、岐阜県の職人さんと連携しながら美濃焼のカラーバリエーションブランドを展開しています。
自身としては美濃焼の世界に身を置いて20年以上になり、“美濃焼の可能性を広げる”をテーマに新しい領域へ積極的にチャレンジしています!
- “チャレンジ”という部分でエイトビーとリンクするところがありそうですね。今回の「盆栽鉢」プロジェクトはどのように感じられていますか?
長島様 現段階では未知数なので、言い換えると無限の可能性があると感じています。美濃焼の業界は今まさに若い職人さんが頭角を現してきていて、彼らが活躍するフィールドを広げるために「外部との協業」は欠かせません。
エイトビーの主軸であるWeb領域と、伝統産業である美濃焼がタッグを組むことで、どのような“化学反応”が起きるのかワクワクしています。
近藤(裕) 私も非常に楽しみです。デザイン制作の過程では、長島さんとディスカッションを重ねるだけではなく、実際に職人さんの工房へ案内いただけて大変参考になりました。
長島様 現場を知ってもらうのも、パートナーとして大切なコミュニケーションだと考えています。Web制作会社も言わば“つくり手”の集団。職人さんのこだわりを肌で感じていただき、共通する部分もたくさんあったのではないでしょうか?
近藤(裕) まさしくそうですね。美濃焼の安定したデザインを量産できる地場の技術と、一つひとつの作品に対する職人さんの情熱。学ぶことは多かったですし、それと同時に共感を覚えることもたくさんありました。
未来は仲間と切り拓く。
挑戦者たちよ、集まれ!
- 今後、どんな未来を思い描いていますか?
長島様 先ほども言いましたが、可能性は無限大です。将来的にはECのみならず、リアル店舗を構えて「見て」「触って」「感じて」、ユーザーとの関係を築きながら購入できるようにするのもおもしろいですよね。さらに言うと、海外へ展開して「盆栽」と「美濃焼」の魅力を世界へ広げるのも最高です!
近藤(裕) 夢が広がりますね!エイトビーのメンバーもどんどん巻き込んでいって、普段とは別のフィールドでも“おもしろさ”を感じていってほしい。そこで得た学びや気付きは、きっと本業であるWeb領域への自由な発想となって活かせるはず。
長島様 お互いのチャレンジ、大切に育てていきましょう!